トランクルーム投資にかかる初期費用とは?
トランクルーム投資のメリットのひとつとして挙げられるのが、初期費用の安さ。建築物としての資産価値もありながら、初期費用はアパートやマンションなどの不動産投資に比べて安く済むため、近年人気が高まっています。
本ページでは、そんなトランクルーム投資をはじめるにあたって必要となる初期費用について詳しく解説していきます。
屋外型・屋内型それぞれにかかる初期費用とは
トランクルーム投資は、主に屋外型と屋内型の2種類に分けられます。では、それぞれどれくらいの初期費用が必要となるのか、詳しくみていきましょう。
屋外型の場合
屋外型のトランクルーム投資にかかる初期費用は土地の広さやコンテナの設置数によって異なりますが、およそ300~600万円程が相場となります。費用の内訳は以下の通りです。
- コンテナ代…1基あたり80~100万円
- 事務関連費…10~20万円
- 看板代…10~20万円
- ホームページ作成代…10~20万円
※土地状況によっては道路整備費が発生する場合もあります。
コンテナ代がメインとなるので、初期費用はコンテナをどれくらい設置するのかが一つの指標となるでしょう。
屋内型の場合
屋内型のトランクルームにかかる初期費用も屋外と同様、コンテナ代がメインとなりますが、注目しておきたいポイントは既存の建物を利用するか否かという点です。
すでにある建物の一角に設置するのであれば、部屋のリフォーム代を含めても初期費用は100~200万円ほどで済みます。もちろん部屋の広さや規模によって変動しますので、あくまでも参考として留めておいてください。
一方、建物を建設するところから始めなくてはいけない場合は、もちろんコンテナ代だけでなく建設費も必要となるので、その分のコストがかかります。建物の大きさや構造にもよりますが、トランクルーム専用として建てるのであれば、投資費用に対して月額の収入が見合わない可能性もあるので、その点だけ注意しておきましょう。
維持費はどのくらいかかる?
トランクルーム投資は初期費用が安いというだけでなく、維持費もほとんどかからないのが特徴です。準備さえ整えば、あとは荷物を保管するコンテナを提供するだけなので、その後特別な費用が発生することはありません。維持費としてかかるのは、コンテナを良い状態のまま保つための定期的なメンテナンス費用や電気代など。警備員を雇う場合は、その分の人件費が必要となります。
トランクルーム投資は初期費用・維持費ともに安く抑えられるため、少ないリスクで経営できるのが大きなメリットです。土地活用を考える上でも、なるべく少ないリスクで収入を得たいという方は、一度トランクルーム投資を検討してみてはいかがでしょうか。
トランクルーム投資と土地活用方法については、こちらのページでも詳しく解説しています。