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傾斜地

旗竿地の土傾斜地の土地活用…有効手段はあるのか

本ページでは傾斜地を土地活用したいという場合に、踏まえておくべき基礎知識や注意すべき点などを取りまとめてご紹介していきます。

傾斜地と崖の違いは?

傾斜地とは文字通り傾斜のある土地ということになります。では、崖との違いはどこにあるのでしょうか?実は、建築法などで明確な定義はされていません。神奈川県の条例で、3mを超える高低差があり斜度が30°以上だと崖と定義されているため、その基準よりも勾配がゆるやかだと傾斜地という考えが、建築や土木業界では通例となっているそうです。

土地活用する際の注意点

率直に言ってしまいますと、傾斜地を土地活用するには、様々なハードルをクリアしなければならないというのが現実です。例えば東京都の場合、高さ2mを超えるがけのそばに建築物を建てる場合は、擁壁という土地の崩落を防ぐために設置されるコンクリートなどの壁を設置しなければなりません。

また地盤改良が必要な場合も多く、そうした費用は、当然ながらアパートやマンションなどを建設する際に追加費用となってしまいます。

その土地が既に造成地となっている場合、平成18年9月の改正宅地造成法の前か後かの時期が非常に重要になってきます。この改正によって、いわゆるひな壇型の造成地の基準がより高く引き上げられたため、それ以前の基準で造成された土地だと、大規模な地震で地すべりが発生する危険性があります。必ずチェックしてください。

活用方法とポイント

以上のことから、傾斜地にアパートやマンションを建てるのは、前述のデメリットを上回るよほどのメリットがない限りは避けた方が無難でしょう。駐車場やトランクルームの場合も然り。土砂崩れなどにより、車両や荷物を賠償しなければないというリスクは、避けた方が賢明です。

逆に、傾斜地に適した土地活用としては、太陽光発電が挙げられます。太陽光を遮る建物などがなく、傾斜が南向きであれば最適。傾斜が緩やかであれば北面でも設置可能です。万一、地滑りが発生したとしても人的被害は回避でき、再建費用も賃貸物件などに比べれば低く抑えることができます。

今ある土地に最適な活用法は?条件から逆引きできる土地活用検索はコチラ
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