トランクルーム投資で起こり得るトラブルとは?
本ページでは、トランクルームを運営する上で起こり得るトラブルとその対処法をご紹介しています。ぜひ事前に確認し、トラブル防止に役立ててください。
要注意!トランクルームでよくある3つのトラブルと対処法
保管品の故障・劣化
トランクルームを経営する上でもっとも多いトラブルが、保管品の故障や劣化です。
- 本や書類にカビが生えた
- 衣類が虫食いにあっている
- 家電やアクセサリーなどの錆び
- 湿気やホコリによる精密機器の故障
屋内型のトランクルームの場合はそれほど心配ありませんが、屋外型の場合は直射日光を浴びるため、コンテナ内の温度や湿度は高くなります。空調設備が整っていないとこのようなトラブルを引き起こす恐れがあるため、投資する際は設備面の準備にも力を入れておくようにしましょう。
セキュリティ上のトラブル
人気のない場所や街灯の少ない場所に屋外型コンテナを設置している場合は、鍵を壊して保管品を盗もうとする泥棒が侵入してくる危険性があります。
最近では、防犯カメラや警備会社の警備システムを導入する店舗も増えているので、安心・安全なサービスを提供するにはそういったセキュリティ対策も必要となるでしょう。
利用者間のトラブル
トランクルームは性別・年齢関係なく様々な人が利用します。荷物を出し入れするタイミングによっては、他の利用者と顔を合わせることもあり、場合によっては思わぬトラブルを招く恐れもあります。
例えば、共同で使用する通路や駐車スペースが原因のトラブル。敷地によっては通路や駐車スペースが狭く、「荷物が運びづらい」「複数台停められない」などの問題が起きる場合もあります。もちろん利用者同士の譲り合う気持ちも大切ですが、設計の段階でスムーズに荷物の出し入れができるよう事前に調整しておくようにしましょう。
またトランクルームでは、基本的に生ものといった腐敗する物の保管は禁止されています。利用者のなかには、契約書や注意事項をよく確認せず誤って保管してしまい、悪臭トラブルを引き起こしてしまう方もいます。
悪臭は他の利用者に迷惑がかかるだけでなく、店舗の評判にも繋がるため、事前に対策しておきましょう。敷地内に注意書きをした看板を設置する、違反した場合はペナルティを設けるなど、利用者の行動を制御する仕組み作りが大切です。
トランクルーム投資と土地活用方法については、こちらのページでも詳しく解説しています。