トランクルームの種類
トランクルームには、大きく分けると屋外型と屋内型の2種類のタイプがあります。
本ページでは、種類ごとに適した保管品の紹介やメリット・デメリットなど、それぞれの特徴について詳しくまとめてみました。トランクルーム投資を検討されている方は、ぜひ事前に目を通しておいてください。
屋外型の特徴
未使用の土地に空きコンテナを設置するのが、屋外型のトランクルームです。屋外かつ道路沿いに設けられていることが多いため、荷物を車でそのまま搬入できるのが大きな特徴です。更地にコンテナを並べるだけなので、設置も簡単。月額費用も比較的安価で利用しやすいことから、需要・供給ともに年々増加傾向にあります。
ただ、コンテナは鉄やアルミニウムが主な素材となるため、屋外の場合は空調システムを導入していないと室内に熱気がこもりやすくなります。夏場は室温が40℃以上になることもあるので、高温多湿環境での保管が難しい荷物は避けたほうが無難です。
屋外型トランクルームに適した保管品
- ソファーやテーブル、タンスなどの家具類
- テントやスノーボードなどのアウトドア用品
- 楽器類
- 工具や建築資材
- 書籍類
…など
屋外型トランクルームに適さない保管品
- パソコンやテレビなどの精密機器
- 毛皮のコートや着物・振袖など傷みやすい素材が使用されている衣類
- 絵画や彫刻品
- 高圧ガスや火薬類、スプレー類などの危険品
…など
屋内型の特徴
空き地の少ない都心部に設けられることが多い屋内型のトランクルーム。ビルや建物の一角に設置するため、屋外よりスペースは広くないですが、空調環境が良く屋外では保管が難しいものでも収納できるのがポイントです。
また、屋内型トランクルームにおいて重要となるのが、立地。都心部では車をお持ちでない方が多いため、通勤・通学の際に寄りやすいよう駅周辺に設置するのがおすすめです。
屋内型の場合、気温や湿度による劣化の心配がないため、基本的にはどんなものでも保管できますが、スペースは屋外用コンテナに比べて狭いため、大型サイズの荷物を預けることは難しくなります。そのため、主にかさばってしまう書籍類やアクセサリー、衣類などの保管が適していると言えます。
このようにトランクルームには、用途の異なる2つのタイプがあります。どちらも比較的手間がかからず投資費用も安いため、空いている土地や物件をお持ちの方はぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
トランクルーム投資と土地活用方法については、こちらのページでも詳しく解説しています。




